バースティング工法とは、入替え対象である経年劣化した既設管(鋼管,ヒューム管,
陶管・塩ビ管・鋳鉄管等)を利用して、開削することなく新設管を埋設できる工法です。
本工法は、基本的にロッド、インサーション工とパイプリニューアル工の2工程で構成されています。
ロット・インサーション工では、バースティングロッド先端にガイドヘッド(先導体)を装着し、バースティング
マシンのスライト機能(押し込み機能)で既設管へ挿入します。バースティングロッドは、既設管内を
伝って発進立坑から到達立坑へ導かれます。

パイプ・リニューアル工では、到達抗へ到達したガイドヘッドをバースティングロッド先端から
取り外し、既設管破断治具(ローラーブレード(切断器)またはバースティングヘッド(破砕器)
を装着しバースティングマシンのリーミング機能(引込み機能)によって、新設管を到達抗から
発進抗へ引込みます。発進立坑でバースティングロッドをすべて回収することにより、新設管
が埋設され完了します。

対象既設管の管径φ100mm〜φ300mmまでの管サイズが施工でき既設管と同サイズ、1サイズUP
の新設管が可能



